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賃貸アパート・マンションのベランダ・バルコニーは専有部分?共用部分?

2024/12/10

今回のテーマ
賃貸アパート・マンションのベランダ・バルコニーは専有部分?共用部分?~


賃貸物件を探す条件の一つとして広々としたベランダ・バルコニーを挙げる方はたくさんいらっしゃいます。
確かに限られた間取りに加え広いベランダ・バルコニーがあるとそれだけで得をした気分になりますよね。
しかし、賃貸アパートやマンションのベランダ・バルコニーは、
実は居住者の専有部分ではなく共有部分となります

そのため、本来は居住者が自由に使えるわけではなく、ルールに従って使用しなくてはいけません。
もちろん、洗濯物を干す、簡易的なベンチを置く、ガーデニングを楽しむ等であれば問題ございません。

上記のような一般的な使い方をするのは何の問題もありませんが、
あくまでも共用部分なので緊急時にはほかの住人も利用する空間になるということを覚えておきましょう。

たとえば隣りの部屋と仕切っている板があると思いますが、
それは「仕切扉」といい、非常時の避難通路になります。
火災や自然災害などによる緊急時には、蹴破って逃げられるようになっているのです。
そのため、何かあった場合にふさがっていると大変ですから、
物置や荷物などを置かずに絶対に開けておいてください

また、2階以上の部屋のベランダ・バルコニーに金属の蓋のようなものが付いている物件があります。
これは、いざという時に「脱出シューター」や「避難はしご」になるので、
隠したり、重いものを乗せたりしないようにしましょう。

賃貸物件のベランダ・バルコニーを利用するときに気をつけなければいけないのは、
避難経路の確保だけではありません。
間違った使い方をしていると近隣トラブルを招きかねないので気をつけましょう。

まとめ
賃貸物件の場合、ベランダ・バルコニーはあくまでも共用部分となるため、
各物件のルールに基づいてご使用をお願い致します。
特に火気の取り扱いには注意し、バーベキューや花火などは絶対にやめましょう。

 


株式会社エクセル・コミュニティー
(ピタットハウス浜松町店)
賃貸管理部


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