ゴミ問題について

2024/11/25

ごみの分別~基本的な分類と、分別に迷うモノ~

今回のテーマはゴミの出し方についてです。
このテーマを選んだ理由は弊社で管理している物件において、
近隣住民やご入居者様よりゴミ出しのマナーが悪い・しっかりと分別していない方がいるなど、
お声をいただくことがあるためです。

自治体が回収するゴミは焼却するものと資源として再利用するものに分けて出すようになっています。
しかし、中には「これは何ゴミ?」と迷うものがあるかと思います。
特に紙・金属・プラスチックなどいくつかの素材が混在しているものはどうすればいいのでしょう?
ごみの分別の基本ルールと迷うモノの例をご紹介します。

【ゴミの分別の基本ルール】
ゴミの分け方は自治体によって異なりますが基本は次の4つに分けられます。

①可燃ゴミ
②不燃ゴミ
③資源ゴミ
➃粗大ゴミ(大型のゴミ)


①可燃ゴミとは
主に清掃工場の焼却炉で燃やすことができるゴミです。
生ゴミや紙くず、布製品など一般家庭で出る主なゴミは可燃ゴミに分類されることが多いでしょう。
可燃ゴミに分類されるゴミの種類は以下のとおりです。

・生ごみ
・紙くず(例:ティッシュペーパー、オムツ)
・革製品(例:鞄、靴)
・ゴム製品(例:ホース、長くつ)
・木くず
・布製品(例:衣類)
・廃食用油                  など

②不燃ゴミとは
金属やガラスといったリサイクルできないゴミのことです。
なかには、性質上焼却炉で燃やすことができる製品も、環境を考慮して不燃ゴミに分類しています。
不燃ゴミに分類されるゴミの種類は以下のとおりです。

・ガラス(例:コップ、蛍光灯、電球)
・陶磁器類(例:食器、花瓶)
・金属製品(例:鍋、フライパン、包丁、ハサミ)
・アルミ製品(例:アルミホイル、コンロカバー)
・スプレー缶
・傘                     など

③資源ゴミとは
回収して再資源化・再利用ができるゴミの総称です。
再び利用できるかが、ほかのゴミとの違いになります。
資源ゴミに分類されるゴミの種類は以下のとおりです。

・空き瓶
・缶
・ペットボトル
・古紙
・容器包装のプラスチック(例:プラマーク入りのお菓子袋、卵の容器、弁当パック、ボトル、レジ袋、発泡スチロールなど)
・プラスチック製品(例:プラスチック製の保存容器、バケツ、洗面器、ハンガー)                    など

➃粗大ゴミ(大型のゴミ)とは
家庭から出た家具・電化製品などの「大型ゴミ」のことをいいます。
自治体によって取り扱い方が異なりますが、一辺の長さがおおむね30cm以上のものを粗大ゴミと呼ぶのが一般的です。

・家具(例:ソファー、テーブル、カーペット)
・大型電化製品(例:テレビ、洗濯機、冷蔵庫)  など

『これは何ゴミ?分別に迷うごみ達』

ゴミの分別は自治体で決められています。
各家庭に配布されるお知らせや冊子に分別方法が書かれていますがわかりづらいものがあります。
よく迷うものをあげてみました。(詳細は自治体ごとにご確認ください)

・保冷剤→可燃ゴミとして出せるが、途上国に贈る方法も。(ボランティア団体を通じて寄付をする)
・紙おむつ→汚物をトイレに流して可燃ゴミとして出す
・スプレー缶→中身を出し切って不燃ゴミとして出す
・通信販売のカタログ→雑誌と一緒に古紙として出す
・ヨーグルトやプリンのカップ→洗ってからプラスチックゴミに出す
・CDやDVD→自治体によって可燃ゴミまたは不燃ゴミに分かれるが、いずれの場合も傷をつけてデータを破棄する。
・シャンプーのボトル→プラ容器でもニオイが残るものや洗剤分が流しきれないものは可燃ゴミ(自治体によっては不燃ごみ)として出す
・使い捨てカイロ→自治体によって可燃ごみまたは不燃ゴミ
・使い捨てライター→使い切るまたは中のガス抜きをしてから不燃ゴミに出す
・シャンプーのボトル→自治体によって可燃ゴミまたは不燃ゴミ

*自治体の焼却炉の性能などによって可燃ゴミの扱いになるものと不燃ゴミの扱いになるものに分かれます。
 わからない場合は問い合わせて確認をお願い致します。

まとめ

日本のゴミ分別には、細かいルールや決まりがあります。
ゴミの種類によって分別方法が違い、自治体によって取り扱いも異なるのが一般的です。
「混ぜればゴミ、分ければ資源」という言葉があるように正しく分別するとゴミの量を減らすことにつながります。
分別方法を守り、環境を保護していきましょう。
また、地域の方が気持ちよく住み続けられるよう一人一人が意識してゴミ出しマナーを守っていきましょう。

株式会社エクセル・コミュニティー(ピタットハウス浜松町店)
賃貸管理部

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